【1014号】保護者の皆様より

保護者様のコメント

いつもお世話になっております。

「そろばんだより」を毎回拝読させていただいております。32年7か月で1000号達成、すばらしいの一言です。

大会の成績や試験の結果など色々な情報がわかり、とても励みになります。娘は入塾してから1年、楽しく通っています。今後ともよろしくお願い致します。

 

先生からのメッセージ

毎回、一生懸命練習に取り組むS子さん、そろばんも暗算も本当に順調です。決して練習量が多いわけではありませんが、豊かな才能を感じます。競技会にはあまり参加したくないようですが、検定試験とはまったく違った刺激があります。機会がありましたらぜひ積極的に参加してください。

保護者様のコメント

いつもお世話になっております。

今年の夏、初めてスタンプラリーを体験させていただきました。正直、他の習い事や夏休みの予定が結構決まって入っておりましたので達成できるか不安でした。予定を組むとどうしても2時間行かなくてはいけない日が出来てしまい、本人も2時間はどうしたら受けられるかよく分からず、受けたくないと言っていました。しかしおかげ様で28ポイント達成することが出来まして、本人もこの夏の大きな自信になったと思います。そろばんも少しずつ楽しくなってきたようです。

ありがとうございました。

 

先生からのメッセージ

K君にとって初めてのスタンプラリーでしたから、いろいろルールを理解するのに苦労したかもしれませんね。「2時間は受けたくない」と文中にありますが、慣れてきた頃、自分の前のクラスから2時間続けてやることが増えました。スタンプラリーの期間を通じて万遍なくスタンプを集めることができたのは、大変効果的でよかったです。成果も十分に上がりました。達成感を味わえたことはよい経験になると思います。これからもそろばん&暗算を楽しんで身につけてくれることを願っています。

保護者様のコメント

いつも楽しく読ませていただいております。1000号達成おめでとうございます。記念すべき節目に入塾させていただきましたご縁を嬉しく思っております。

練馬に引っ越してきた20余年前、南が丘数理学院と出会いました。残念ながらタイミングが合わず入塾は叶わなかったのですが、現在子供が通うこととなり、願いが叶いました。親の思いで始めたそろばんでしたが、子供はそろばんを学べる日を楽しみにしており、嬉しそうに帰ってきています。そろばんとよき先生に出会えて成長していけることを感謝しております。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。いつもありがとうございます。

 

先生からのメッセージ

とてもうれしい感想をいただきました。お母様が通いたいと思っていた学院にいまお子様を通わせていただき「願いが叶った」とは、何とありがたいお言葉でしょうか。

体験初日にご両親と妹さんのご家族4人で来てくれたことは私もすごくよく覚えています。とてもおとなしそうなY君でした。でもすごくしっかりしていて、挨拶や返事も気持ちよく、いつも一生懸命そろばんの練習に取り組んでくれています。言うことがありません。そのY君が、そろばんからうれしそうに帰って来るというのは私にとっても大きな喜びです。暗算もよくできるようになってきました。これからもそろばん教室を楽しみつつ成長していってくれることを期待しています。

保護者様のコメント

昨年の5月より週2回コースを受講しております。きっかけは加山先生の小学校でのそろばん教室でした。

今までは自分からやりたいという気持ちをもっている習いごとがなかったのですが初めて自分から“やってみたい”と口に出したので、本人の意志を尊重して習うことになりました。始めて4ヶ月になり、最初は集中してできるか心配でしたが、夏休みスタンプラリーでも自分から時間を気にして、早目に行動することができるようになりました。何より本人が楽しんで授業を受けているようで安心しています。

そろばんだよりを拝見して、先生の子ども達への愛情を感じます。先生の思いがどれほど子どもに届いているかわかりませんが、毎回“楽しかった”で終わってしまう感想が、“たより”を見ると教室での様子がよくわかります。紙面を見て、そろばんだよりを1000号続けるという先生の思いに感動しました。継続することの大切さをわが子にも伝えたいです。

今後とも手がかかるわが子ですが、どうぞよろしくご指導いただきますようお願い致します。

 

先生からのメッセージ

毎年1~3月になると、私は珠算連盟からの依頼で小学3年生にそろばんの出前授業をしています。平成13年度に始まったこの活動は、もう20年近くになりました。当初はボランティア講師という趣旨から、教室の近隣の小学校へは行ってはいけないというルールがありました。ですから西東京市とか清瀬市、杉並区、新宿区、中野区など隣接する市や区の小学校によく行っていました。そのうち無報酬の講師の負担を減らすために教室近隣の小学校にも通えるようになり、ここ数年は南田中小学校や下石神井小学校、石神井小学校などに継続して出講しています。今年は初めて石神井東小学校にも行くことになりました。

ただ小学3年生のそろばん授業は2~3時間で終るので、そろばん教室のように技術を身につけさせる指導はできません。そろばんの歴史や簡単な計算方法、筆算との違いなどを説明して終わります。その授業で興味を持った生徒の中には、上の感想を書いてくださったお母さんのお子様のように、もっと習いたいとの思いから教室に通って来てくれるというケースもあります。でも決して教室の宣伝のために授業をしている訳ではありません。あくまで担任の先生にとっては難しいそろばんの指導を専門の講師(プロ)に任せるという小学校側の要望から行われている奉仕活動ですので、その点は誤解しないでください。

さて前置きが大変長くなりました。

小学校の授業でそろばんに興味をもち、自ら「やってみたい」と言ってくれたT君、公文を習っていたということもあり、初めはどうしてもそろばんを使わずに答えを書いてしまうことが多かったようです。実はこれが小学校のボランティア授業でいちばん苦労する点で、3年生の終わりですから生徒たちにはかなり筆算の力がついています。それにもかかわらず「3+6」とか「9-4」などの計算をわざわざそろばんでやる意味が分からないのです。そこで私はまず、「そろばんを使わない方が簡単なのは分かりますが、少しがまんして練習してくれると、そろばんの魅力がだんだん分かります。数字を珠に置きかえて計算するそろばんは筆算とはまったく考え方が違います。それをぜひこの3時間で味わってください」と言います。そして「4+3」や「8+9」などが、珠を動かすだけで簡単に答えが出ることを理解してもらえると、「へ~っ、そろばんってすごい!」という反応を見せてくれる生徒たちが現れます。そういう雰囲気が生まれると一気に授業がやりやすくなります。そして頭にそろばん珠をイメージして計算ができる珠算式暗算の話をすると、多くの生徒たちがそろばんのすごさを分かってくれるようです。

学院に来てくれたT君も、根気よくそろばんでやるように指導していったところ、そろばんの計算も暗算もだんだんできるようになりました。いまでは「2けた×2けた」や「÷1けた=3けた」の計算をそろばんでできるようになりました。この先、これらを暗算でもすらすら計算できるようになると、さらにそろばんの楽しさやすごさを実感してくれることでしょう。フラッシュ暗算も2けたの練習に入りました。2けたをいっぺんに足したり引いたりというのは、筆算ではまずできません。

最後になりますが、フラッシュ暗算のよくできる生徒と苦労している生徒の大きな違いは、そろばんを使った計算スピードです。そろばん珠を迷いなく弾けるようになるためには復習の○つけがいちばんです。