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第960号:保護者の皆様より(No.1~No.5)

No.1 保護者様のコメント

 息子が大変お世話になっております。

 「そろばんだより」毎号楽しみにしています。○○検定試験で息子の名前がのっていると親として嬉しく、「頑張ったね」と褒めています。

 始めて1年、これからどんどん難しく頑張り時、親としては横で応援しかできませんが、これからもご指導の程、よろしくお願い致します。

先生からメッセージ

 S君、特別授業にも積極的に参加して、よく練習しています。これまでとても順調に伸びています。習い始めるのが遅かったので、筆算の力もかなりついていたと思いますが、筆算に頼らず、ちゃんとそろばんを使って計算してきたので、そろばんだけでなく珠算式イメージ暗算もしっかりできるようになっています。今後もこの調子で伸びっていってくれることでしょう。

 お母さんやお父さんの励ましは、お子様の大きな力になります。これからも優しくそして力強く背中を押してあげてください。

 上でも触れましたが、習い始めの生徒がそろばんを使わずに計算しようとする姿は教室でもよく見られます。私が気づいたときは、すべて消しゴムで消してやり直しです。もし家での復習などの際、お子様がそろばんを使わずに○つけをしている姿を見つけましたら、ぜひ注意してください。そろばんを使わずに筆算式に計算している生徒は、それがなぜ悪いことか分かっていません。「何でそろばんを使わないといけないの? その方が早くて楽で、正確なんだよ」と聞かれたときに、保護者の方がちゃんと答えられるように説明させていただきます。

 そろばんの計算は、習い始めのうちは理屈を考えながら玉を動かしています。「たせない9は1をとって10にくり上がる」「ひけない3は10をとって残りの7を入れる」「たす4は5を入れて(多すぎた)1をとる」などというように…。1つ1つの動きにもちゃんと意味があります。

 練習を重ねていくと、いちいち理屈を考えなくても指が自然に動くようになります。その時点で、間違った変な癖の出ることがよくありますが、それを指導者が矯正しながら、どんどん速く正しい計算ができるようになっていきます。この時点で、もう理屈はほとんど考えていません。指の動きがスムーズになると、頭の中に玉を浮かべて計算するイメージ暗算ができるようになります。学院では、教室で○をもらった問題を家で復習するように勧めていますが、復習をきちんとやってくる生徒は、指の動きに迷いがなく速いです。そのことが、頭の中にそろばん玉をイメージする際、すごく大きな力になります。実際、「この子はなかなかフラッシュ暗算ができるようにならないな」と感じる子は、テキストを見てもあまり復習をしていません。その差は歴然と表れるのです。数字を形として扱うそろばんの計算力は本当にすぐれものです。筆算に頼ってしまうと、その力を身につけるのにものすごく回り道をしていることになります。その時間のもったいなさをお子様にぜひ伝えてください。

 ひとたび正しい玉の動かし方が身につくと、2桁、3桁…と桁が増えても同じ理屈で玉を動かすだけなので、大きい桁の計算がどんどんできます。筆算でも1桁ずつ下の位から計算していけば、理論的にはどんな大きな桁の計算もできますが、そろばんでは2桁や3桁を上の位からいっぺんに計算していきます。大きな桁の数字を扱うことは、そろばんのもっとも得意とするところです。しかもその計算が頭の中のそろばん玉イメージを動かすだけでできるようになったら、本当に便利です。そろばんを使わないで計算している生徒には、ぜったいに見ることができない景色が広がっていきます。くり返しますが、「早くて楽で、正確だから…」とそろばんを使わずに計算してしまうもったいなさを、ぜひお子様にお伝えください。

No.2 保護者様のコメント

 いつもお世話になっております。

 そろばんだよりも興味深く読ませていただいております。特に夏のスタンプラリーの感想などは、他の家庭での取り組み方など、とても参考になります。

 先日、頂いたメールの「そろばんビレッジ」ですが、去年のGW頃に参加しておりまして、カバンの中に現物を入れていて、「先生に見せたら?」と言っていたのですが、本人はなかなか言い出せないようです。もし良かったら、現物を見てやってください。授業でも使えるようでしたら幸いです。よろしくお願いいたします。

先生からメッセージ

 昨年の「そろばんビレッジ」に参加していたとは驚きました。私はついこの間、このようなイベントのあることを知りました。カラフルな色の手作りそろばんを作れるようですね。このコメントを書いている時点ではまだ現物を見ていませんが、見るのを楽しみにしています。もちろん教室の練習で使っても構いません。

 ただ教室外でおこなわれる試験や競技会では、プラスチック玉のそろばんは使わない方がいいと思います。音が大きくマナー違反と言われる恐れがあります。最近は、そろばんの材料不足から、プラスチック玉のワンタッチそろばんも見かけるようになりましたので、以前ほど気にする人は多くないかもしれませんが…。

 学院ではそろばんを持っていない生徒に、習い始めではプラスチック玉のそろばんを使わせることが多いです。初めて競技会に参加したり、教室以外の場所で試験を受けたりする際に木の玉の上質なそろばんを勧めるようにしています。

No.3 保護者様のコメント

 4月から入塾したので、まだ「進級の仕方」「塾の中でのきまり」「家庭での復習の仕方」など、わからない事があります。そろばんだよりか新入生徒用に書かれたプリントがあれば、ぜひ欲しいです。

 よろしくお願い致します。

先生からメッセージ

 以前にも新入生の保護者の方から同様のリクエストをいただき「考えておきます」とコメントしました。実際、新入生の保護者宛の文書を作ろうと思いましたが、「知りたいことは何だろう?」と考えて筆が進みませんでした。こちらはすでに何十年もこの仕事をしていて、当たり前になってしまっていることが多く、初めての方の疑問や気持ちが分からないのです。

 そこで思いつきました。企業や自治体のホームページでよく見かける「Q&A よくある質問と回答」のような形で書いてみようと思います。そのため近々、一斉メールを利用して「学院への質問」や「そろばん学習で知りたいこと」などのアンケートをお願いしようと思っています。初心者の保護者の方だけでなく、年数を経た生徒さんの保護者の方でも過去に疑問に思った解決済みの問題などをぜひ教えてください。

 ご協力をよろしくお願いいたします。

No.4 保護者様のコメント

 いつもご指導頂きまして、ありがとうございます。

 そろばんを習い始めてまだ日が浅く、マイペースでのんびりした我が子と同じ教室で、スポーツのような緊張感でそろばんをされているお子様がいらっしゃる事にただ「すごい!!」と思うばかりです。その緊張感の中で実力を出す事はとても難しい事と思います。でもその緊張感の中で計算をしていく事は確実に力になっているんだろうとも思います。まだまだ我が子がその様な中で計算をしている姿は想像すらつきませんが、まずは日々の授業と復習で着実に力をつけていってほしいと思います。

先生からメッセージ

 「そろばんは知的スポーツだ」と30年以上も前に語っていた有名な先生がいます。私もその意見に賛同していました。

 そろばんの競技大会に参加して、緊張感の中で1つ1つの計算をこなしていく体験は、刺激的です。味わった人でないと分からないスリルと魅力があります。もちろんいい結果ばかりではありませんので、悔しい体験や悲しい体験もたくさんすることになりますが、その1つ1つが成長の糧になることは間違いありません。

 競技会には参加せず、試験だけを受ける生徒もいますが、上級になっても、やはり普段の練習からどこか緊張感に欠けている印象があります。ひと言で言えば「厳しさが足りない」のです。試験でも緊張はするでしょうが、競技会の緊張感とは比べようがありません。それを体験すると、向上心に火が付く生徒も決して珍しくありません。

 チャンスがあったときには、一人でも多くの生徒に積極的に競技会に参加してほしいと願っています。この先、S君にもぜひそんな体験をしてほしいと思っています。

 別の保護者の方からは以下の感想をいただきました。「(競技会での)他のお子さんたちの成績などを拝見して、ただただすごいなぁと思っております。しかし、息子にそこまで望むかと聞かれたら、そうではないのが正直なところです(本人次第ですが…)。」まだ習い始めて1~2か月の生徒のお母さんですので、競技会をわが子のことと受け止められないのは無理がありません。でも心の片隅に、「競技会に参加できることは、すごく貴重な体験になる」という思いは留めておいてください。

 さてS君ですが、習い始めの頃、大人しくてほとんど挨拶すらできませんでした。まるつけをしてもらっても、何も言わずに席に戻っていました。ところが、今ではいちばん大きな声で挨拶をしてくれます。短期間でのその成長に私は驚き、そして喜びでいっぱいです。復習も実によくやってくれるので、どんどん新しい計算ができるようになっています。そろばんを使ったかけ算もずい分できるようになりました。これから先が本当に楽しみです。

No.5 保護者様のコメント

 通いはじめて1か月が経ち、そろばんをはじくスピードも少し速くなり、嬉しく思っております。

 娘の授業中の様子はいかがでしょうか?

 家庭では何をするにも集中力の持続時間は10~15分程度なので、授業中も実はぼんやりしている時間が多いのかな、と思っています。また挨拶や返事もきちんと出来ているのかな…と心配です。

先生からメッセージ

 まだ1年生になったばかりのT子ちゃんですから、集中力が続かないのは無理がありません。それでも体験授業の頃に比べたら、1時間の授業中、テキストと真剣に向き合い、ボーっとしている様子などはみじんも感じられなくなりました。どうぞご安心ください。復習もよくしていて、お母さんのはなまるをよく見せていただいています。ご協力をありがとうございます。

 このようにおうちの方が関心を持ってあげることは、お子様の大きな力になることは間違いありません。これからもぜひ、お願いいたします。

 挨拶や返事も大丈夫です。学院では私が特に指導しなくても、多くの生徒は周りの生徒を見て自ら学習してくれます。まれに体験期間が終わって正式入学しても、まるつけをしてもらう際の「お願いします」や「ありがとうございました」が言えない生徒がいます。その場合は、きちんと指導していますが、たいていはこちらで教える前に言えるようになっています。テキストを片手で差し出す生徒には、それが先生対しては失礼であることもきちんと伝えています。以前、「そろばん教室なのだから、そろばんの計算だけ教えてくれればいい」という保護者もいましたが、私はそれができません。せっかくの出会いを大切にしたいと考えています。もし行き過ぎの指導と感じた際には、遠慮なくお知らせください。

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