東京珠算教育連盟 加盟塾 | 南が丘数理学院はそろばん学習を通して、子供たちのやる気と自信を育てます。

東京都練馬区南田中のそろばん・暗算教室、学習教室

南が丘数理学院

  1. ホーム
  2. 生徒のみなさんへ
  3. 保護者様の声

第929号:保護者の皆様より(No.1~No.5)

No.1 保護者様のコメント

 いつもお世話になっています。

 中学生になり、今は部活(ソフトテニス)とそろばんの級を上げる事を目標に頑張っているようです。

 2級に2回落ちてしまっているので、次こそは受かればと思います。

 夏休みは夏期講習などに参加するかもしれないので、スタンプラリーに参加できるかわかりませんが、これからもご指導の程よろしくお願いします。

 先生と話す機会があまりないようなので本人の努力が一番ですが、何かアドバイスを頂けると嬉しいです。

先生からメッセージ

 上級になるにつれ、少しの努力ではなかなか結果に表れなくなるものです。珠算検定では2級が1つの山かもしれません。

 3級までは特にがんばらなくても、週2回の練習でスムーズに合格していく生徒は珍しくありません。そのため2級に挑戦するときにも同じような気持ちで試験に臨んでしまい、明らかな練習不足になるケースが目立ちます。2級で初めての不合格を経験する生徒はとても多いです。

 「たくさん練習するしかない」というのが私の本音ですが、それで終わってしまっては心に響きませんね。1つアドバイスをするとすれば、「よい準備をして、自信を持って試験に臨んでほしい」と言いたいです。よい準備とは、ズルや楽をせずに、きちんと練習することです。

 「あんな練習ぶりでは、試験のときに自信を持てないだろうな」と思わせる生徒はよくいます。(この感想を書いてくださった方の子供がそうだと言っている訳ではありません。誤解のないように…。)

 なかなか結果が出ない生徒を見ていると、まず間違い直しをきちんとやっていないことが原因の1つになっています。

 間違い直し…生徒たちは大嫌いです。

 でも間違いを直さないと、計算の正確性は決して身につきません。最近の生徒は、習い始めた頃に復習のまるつけを徹底していることが多いので、計算ミスがもともと少なく、また自分の力で直すことも容易です。しかし復習をやってこなかった生徒は、計算ミスが多く、例えば合計得点130点、失点(計算ミス)115点などとなってしまい、もうそれだけで直すのが面倒くさくなるようです。その結果、ズルをします。

 具体的には、何とか1回目は自力で直そうとしますが、答え合わせをしてまた違っていると答えを書き写すという行為です。中にはいきなり答えを写している生徒もいます。もしかしたら、それが間違い直しだと本気で思っているのかもしれません。

 先日、実際にあったケースです。1級のかけ算(制限時間10分)で得点40点、失点30点の生徒がいました。間違い直しを始めて5分も経たないうちに「直しと残りが終わりました~」と宣言します。10分かけて40点しか取れない生徒が、5分足らずで直しを含め60点分をやれる訳がありません。「答えを写しました~」と宣言しているようなものですが、本人はきっとそのおかしさには気づいていません。そんな練習をしていては、間違いが減ったり、得点が伸びたりするわけもなく、また次も同じことをくり返します。時間を無駄にしている自分のおろかさに早く気づくべきです。

 自分で採点するといつもいい点数なのに、交換採点をするとガクッと点数の下がる生徒もいます。数字の判定が自分には甘い…などという話ではありません。間違っている答にも○をつけているだけの話です。採点そのものが面倒くさくて適当にやっているのかもしれません。ズルをしているという意識がないとすると、やっかいです。

 2級や1級の大切な基礎ドリルを家でたくさんやってきたと思ったら、ほとんど答えを写しただけの生徒もいました。ページを間違えて写していたり、最初から最後まですべて正答だったりして、心底がっかりさせられます。その結果、プリント練習に入っても題数はできないし、間違いは多くて得点が上がらず、間違い直しややり残しをまじめにやる気力がなくなるという悪循環に陥ります。

 そんなプリント練習では、たとえ何回くり返してもなかなか成果は上がりません。やはり「まじめがいちばん」です。間違えた問題を答えが合うまで何度でもやってみるという粘り強さが大切です。どうしても分からなければ先生に聞く勇気も大切です。楽をしていたら、それだけの結果しかついてきません。特に上級者はそうです。もし、「たくさん練習しているつもりなのに点数が上がらない。自分には才能がないのかも?」となげいている人がいたら、ぜひここに書いてあることに思い当たるものはないか考えてみてください。

 練習でズルをしている人に先生は聞いてみたいです。

 「そんな練習をしていて、いざ本番の試験や競技大会のときに自信を持って臨めますか?」「ズルをしてきたことを思い出して不安になりませんか?」

 緊張感の中、ただでさえ失敗することの多い試験です。不安な気持ちがどこかにあれば、よい結果が出せるとはとても思えません。自信を持つためには、1回1回の練習を、心をこめてやりましょう。そして、「間違い直しを一生けん命やる」ことを肝に銘じてくださいね。

No.2 保護者様のコメント

 いつもお世話になっております。

 「そろばんだより」を読ませていただいていると、他のお子さんの大会等の結果を知ることができ、参考になります。息子もだんだんと難しくなる練習に気分も低迷したりしていますが、成績が少しでも上がるとモチベーションも上がる様です。何回も同じ級のテストに失敗して伸び悩んでいる様ですが、たより等で知り得た成績の上昇を家庭の話題にしたりして、やる気が上がる様にしています。

 これからもご指導のほど、よろしくお願い致します。

先生からメッセージ

 R君の場合は、やはり練習量が不足しています。「上手になりたい」という気持ちはよく伝わってきますので、あとは練習時間を増やすことが大切です。スポーツもいろいろやっていて忙しいようなので、難しい注文かもしれませんが、「やればできる」という体験を、ぜひしてほしいです。

 暗算上達のためのワンポイントアドバイスです。やさしいそろばんの問題をくり返し練習しましょう。具体的には「アバカスサーキットF1」のかけ算・わり算・みとり算の1~20番くらいをくり返しそろばんで弾いてみます。計算のスピードがアップすれば、頭にそのイメージを浮かべることが簡単になります。「暗算が苦手だ」という生徒の多くは、そろばんを弾くスピードが不足しています。

No.3 保護者様のコメント

 お忙しい中、「そろばんだより」を発行して頂きありがとうございます。

 「そろばんだより」の中で、大会の様子をいつも細かく報告して頂き、読みながら手に取る様に様子がわかり、とても読み応えがあります。知っている友達の名前が載っていると親子で一緒に読んで「すごいね!」と言っています。大会や教室での様子がいつもわかりやすく有難く思っています。

先生からメッセージ

 「そろばんだより」を楽しんでいただきありがとうございます。このような感想をいただけると「またがんばろう」という意欲が湧いてきます。

 R子さん、最近またやる気がアップしてきたようです。もうすぐ3級の小数の計算を習います。6月は間に合いませんでしたが、次回(10月)は、初めての試験場での検定を受けられそうです。これからもたくさん練習して、今度はR子さんが友達から「すごいね!」と言われるようになってくださいね。

No.4 保護者様のコメント

 いつもご指導いただきありがとうございます。

 そろばんを習いはじめて5年目に入りました。当初は姉にくっついて何となく始めたそろばんが、こんなにハマるとは思いもしませんでした。最近は一時期のようにぐんぐん上達していくようなことはありませんが、それでもそろばんのことが大好きで、家でも私が声かけしなくても自主的に練習をする姿を見かけます。壁にぶつかったらやる気をなくすのかもと心配していた私には、我が子の新しい一面を発見したように感じています。

 あきらめない、プレッシャーに負けない強い気持ちをそろばんでしっかり身につけてもらいたいと思います。

 これからもよろしくお願い申し上げます。

先生からメッセージ

 S子さん、本当によく練習します。集中力もあり、内容も充実しています。練習しているときの表情が実にいいです。いくらほめてもほめ足りないくらいです。

 その成果は、競技大会や検定試験でもきちんと表れているので、ますます意欲的になれるのでしょう。1つ下の学年には、練習熱心な後輩たちがたくさんいるので、きっと刺激もたくさん受けているに違いありません。これからもそろばんを楽しみながら、後輩たちのよきお手本、目標としてがんばってくれることを期待しています。

No.5 保護者様のコメント

 いつも丁寧なご指導をいただき、ありがとうございます。「そろばんだより」は毎回楽しみに読ませていただいております。

 そろばんを習いはじめて一年になりました。相変わらずのんびりマイペースですが、ここ最近、「全部丸だったよ!」とか「100点だった!」とかうれしそうに報告してくれることが増えました。復習もすすんでするようになり、少しずつ自信もついてきているようですので、何とか検定を受けさせてあげたいと思っております。

 今後とも、どうぞよろしくお願いします。

先生からメッセージ

 復習をすすんでするようになったので、目に見えて成果があがっているようですね。教室でも私がびっくりするくらいよくできるようになりました。これまで他の習い事のつごうで、なかなか検定試験を受けられなかったことが、N子さんの進みの遅い要因だったようにも思えます。試験を受けると練習意欲が高まりますし、合格すればその喜びが次へのエネルギーにかわります。

 そろばん学習は、学校の勉強と違い、1つ1つの課題をクリアしながらステップアップしていきます。合格できなければ次へ進むことはできません。試験をいっさい受けなくてもテキストは進んでいきますが、本当にできるようになったかどうかは、やはり試験を受けてみないと分かりません。

 これはフラッシュ暗算も同じです。先日も見かけましたが、画面に出た正解を書き写して○をつけてしまう生徒がいます。練習後、私は必ず「何問できた?」と聞きますが、びっくりするくらいよくできて一瞬喜びました。でも検定試験の成績から判断しておかしいので、様子を見ていたらやはりズルをしていました。こういう生徒は検定試験にはなかなか受かりません。試験には、そういうズルを見破る効果もあるのです。早期発見で助けられる一例です。

トップに戻る