東京珠算教育連盟 加盟塾 | 南が丘数理学院はそろばん学習を通して、子供たちのやる気と自信を育てます。

東京都練馬区南田中のそろばん・暗算教室、学習教室

南が丘数理学院

  1. ホーム
  2. 生徒のみなさんへ
  3. 保護者様の声

第964号:保護者の皆様より(No.1~No.2)

No.1 保護者様のコメント

 そろばんを始めて約1年、初めてアバカスカップにも参加させて頂き、トロフィーと賞状を頂き、本人のやる気も増した様に感じます。

 日頃から大変お世話になっております。

 未だにわからない事があり、不慣れな点、私の管理不足の為、ご迷惑をお掛けしていた事をお詫び致します。

 皆様のお声や先生のお話を読み、普段わからないそろばん教室での様子や大会の事を知る事が出来ます。

 これからもご指導よろしくお願い致します。

先生からメッセージ

 感想にありますように、Y子さん、4月のアバカスカップに参加したことが刺激となり、やる気がさらにアップしました。1学期にはもう、教室以外の場所でおこなう競技会がないので残念ですが、2学期、3学期にはまた大会に参加して力を伸ばしてくださいね。

 向上心に火がついたことで、きっとY子さんは今年の夏のスタンプラリーも昨年に続き、無制限コースでたくさん練習して実力を伸ばしてくれるものと期待しています。フラッシュ暗算やアバカスサーキットも順調に伸びていて、今後の成長が楽しみです。

No.2 保護者様のコメント

 いつもご指導をいただき、ありがとうございます。娘は進みが遅くて心配していた時期もありましたが、少しずつ上達し、自信をつけてきているようです。

 レベルが上がるにつれ、いろいろなものにチャレンジする機会が増えているようですが、アバカスサーキット、あんざん大ずもう、スピード競技など、持ち帰るプリントを見ても、どの段階にあるのかよくわかりません。どのくらいのレベルになると、どんなものにチャレンジできて、どんな大会に出られるのか、目標設定のためにもそろばんの全体像がわかるような書面などがあると、ありがたいなと思っております。今後ともよろしくお願い致します。

先生からメッセージ

 R子さんが、少しずつ自信をつけてきているという感想を嬉しく読ませていただきました。やはり昨年夏のスタンプラリーがきっかけで、すごく前向きな気持ちが感じられるようになり、それからいい方向に向いていると私も感じています。

 教室内でおこなっている教材についてのご質問がありましたので、それぞれ説明させていただきます。

★アバカスサーキット

 学院でもっとも力を入れている教材です。月刊珠算情報誌「サンライズ」の主催で毎月1回行われています。教室の授業時間内で実施し、月末に成績を報告しています。最大の特長は、同じ問題でも暗算で計算すると1問2点、そろばんで計算すると1問1点という採点方法です。「暗算でやったかそろばんを使ったか、どうやって調べるの?」という疑問がわくと思いますが、あらかじめ10の倍数単位で、暗算でやる題数を生徒自身が決めて、しるしをつけておきます。本当に暗算でやったか、そろばんを使ったかは生徒を信じるしかありません。その信頼のもとに成り立っている競技会なのです。

 中にはズルをしてしまう生徒がいるかもしれません。でもズルをして取った点数に価値がないことは、おそらく本人がいちばんよく分かっているはずです。ズルして高得点を取ってしまい、翌月以降にそれをなかなか越えられずモチベーションの下がってしまう生徒もいます。またズルをして取った点数を超えるために、さらにズルを重ねてしまう生徒もいます。そうなると教材の効果は半減してしまうので、おうちの方も、あまり得点に関してお子様にプレッシャーを与えないようにしてあげてください。

 アバカスサーキットは6級練習生から参加でき、初めは「F2クラス」に参加します。180点満点中150点以上を本番で取ると黄色文ちんをもらえて、次回から「F1クラス」に上がります。「F1クラス」では、得点ごとに緑⇒赤⇒青⇒黒⇒金と文ちんの色が変わります。金文ちんをもらった生徒はいちばん難しい「F0クラス」にもF1とあわせて参加しなければなりません。文ちんの色がステータスになっていて、教室で練習する際の座席は、同じ色の文ちんを持っている生徒を並ばせることが多いです。お互いにライバル心を持ってほしいからです。

 学院では毎月、全員の成績一覧表を配っています。いちばん気にしてほしいのは「得点アップ」の欄です。自己ベストを更新するとその欄に数字が入ります。たとえ小さな数字であっても、そこに毎月数字の入ることが理想です。でも中には突然、実力がアップして高得点を取り、それをなかなか越せないという生徒もいますので、くり返しになりますが、おうちの方はお子様にあまりプレッシャーをかけ過ぎないようご配慮ください。

★スピード競技

 東京光珠会という団体の主催で年4回(3・6・9・12月に)おこなわれている通信競技です。学院では1週間を実施期間とし、1人2~3回ずつプリントをやってもらっています。アバカスサーキットより少し上の6級合格の実力がついた生徒から参加できます。

 初めはFクラスに参加します。得点が上がるにつれてE⇒D⇒C⇒B⇒Aクラスと上がっていきます。自分のクラスはそろばんに貼ってあるシールで確認できます。クラス別の入賞者には賞品が授与されます。

 スピード競技では、生徒が採点することはほとんどありませんので、成績表をもらうまで自分の得点は分かりません。また全員の名前が成績表に載る訳ではないため、初めのうちは自分の得点を知らない生徒が多いです。Fクラスで入賞できるレベルになりましたら、本人にもおうちの方にも関心をもってほしいです。学院内の成績は、そのつど「そろばんだより」に掲載しています。

★そろばん大ずもう あんざん大ずもう

 塾内のコンテストです。そろばん大ずもうは6級練習生から、あんざん大ずもうは、かけ暗算とわり暗算を習った生徒から参加できます。本当の大相撲の開催時期にあわせて年6回、そろばんとあんざんのプリントを交互におこなっています。本当の相撲で幕内とよばれている力士は42人いますので、成績表に名前が載るのは上位42人だけです。どちらも100人近く参加しているので、半数以上は番付に名前が載りませんが、本人の得点と順位は成績表に記入して配付しています。

 なぜ大相撲かというと、もともと教材会社から「そろばん大相撲」「あんざん大相撲」という教材が発売されていたこと、学院でこれを始めようと思った25年以上前、ちょうど「若花田・貴花田」(後の兄弟横綱若乃花・貴乃花)が番付を駆け上がり、日本中が相撲ブームだったことが理由としてあります。

 番付を作った後は、本当の相撲の結果に応じて勝ち越した力士と同じ番付の生徒に賞品を差し上げています。自分の実力とは無関係なので「ラッキー賞」と呼んでいます。

 どちらも練習プリントはなく、ほぼぶっつけ本番です。それでも4か月に1回なので、得点を伸ばす生徒が多くいて、私は成績表を作るのが毎回楽しみです。アバカスサーキットと同じような形式の成績表を配付していますが、やはり得点アップの欄に、いちばん注目してほしいです。そろばんだよりでは、「得点アップベスト20」を掲載しています。

 アバカスサーキットの目的は暗算力を伸ばすためです。またスピード競技はいろいろな教室で実施している通信競技会なので、他塾生の成績にも興味を持ち、刺激を受けてほしいという願いがあります。そろばん大ずもうとあんざん大ずもうは、4か月に1回実施することで、日頃の練習成果を確認するねらいがあります。

トップに戻る