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第896号:保護者の皆様より(No.1~No.3)

No.1 保護者様のコメント

 お世話になっております。

 毎回「そろばんだより」を興味深く読ませて頂いています。

 分からない事があるので教えて下さい。「アバカスサーキット」とは何ですか?

 先日、申込みをしましたが、どんなものか分からず申込みをしてしまいました。「そろばんだより」を読むと何かの大会だろうという事は理解できたのですが...。

 よろしくお願いします。

先生からメッセージ

 「アバカスサーキット」は教室内でおこなう全国通信競技です。学院では毎月1~2週間の練習期間と本番の日を設けています。6級以上の生徒は全員参加ですが、普段の授業の中で実施しているので、どこかに出かけて行ったり、特別な時間に教室に来て参加したりということはありませんので、ご安心ください。

 直近の資料(第192戦)を見ると、最初のF2クラスの参加者は1409名、F1クラスの参加者は4824名、F0クラスの参加者は287名となっています。

 主催しているのは「月刊珠算情報誌・サンライズ」です。月に1回の競技ですから、すでに16年以上行われています。当学院は第1戦からずっと参加しています。その間、学院生の暗算力の向上には素晴らしいものがあります。アバカスサーキットをやり続けることの成果をいちばん知っているのは私(先生)自身です。

 アバカスサーキットの最大の特長は、同じ問題でも暗算で計算すると1問2点、そろばんで計算すると1問1点という配点にあります。つまり暗算でやると得点が倍になるので、暗算でやろうという意欲の向上が見られます。暗算でやるかそろばんでやるかはあらかじめ本人が決めます。暗算とそろばんの境目の問題番号は10の倍数にするというのが公式ルールです。また見取り算では、2桁の問題も3桁の問題も分けて計算してはいけないというルールがあります。

 ところが生徒の中には、そのルールを無視して、分けて計算することで正答率を上げようとする不心得者が必ず出てきます。2桁の問題を筆算のように1桁ずつ計算したり、3桁の問題を下2桁と上1桁に分けて計算したりというように...。生徒はばれないと思うようですが、後で答案を見ると分けて計算していることは容易に分かります。またフラッシュ暗算の実力(レベル)によって、どこまで暗算でできるかは、ほぼ決まっているので、その基準と大きくずれている生徒がいるとやはり「怪しい」と思われます。次回の練習日に指の動きを確認すると、「やっぱり...」という場合がほとんどです。気づいたときには注意をしますが、基本的に生徒を信頼していますので、うっかり分けてしまったのだと好意的に判断して、軽く注意するようにしています。それでも続けてルール違反をしている場合は、暗算で計算していても本番では1問1点に成績を修正したり、見取算を0点にしたりということがあります。自分の得点がそのように直されていたら「ズルがばれている」と気づいてください。

 アバカスサーキットでいちばん心掛けてほしいことは、前月までの自己ベストを1点でも越えようという意欲を持つことです。そのためには教室内で練習する時間だけでは不十分です。特に上級者ほど当てはまります。練習プリント集を購入して、家でも練習する習慣をぜひ身につけてください。長続きするためには、1日目に5分×3種目を計って計算し、2日目に採点と間違い直しと残った問題をやるのがよいでしょう。それを週2回の練習日と練習日の間の習慣とすることができれば、暗算力もそろばんをはじく力も確実に伸びていきます。

 また成績表には全員の得点を載せています。いちばん見てほしいのは順位ではなく「得点アップ」の欄です。毎月、だれもがそこにプラスの点数を入れてもらえるように努力してほしいと願っています。だからこそ、敢えて“全員”なのです。

No.2 保護者様のコメント

 いつも熱心なご指導ありがとうございます。大会の様子なども「そろばんだより」に実況中継のように載せて下さり、息子の二言三言しか語らない言葉では味わえないその時のドキドキまで伝わってまいります。

 ひとつ質問なのですが、最近、サッカーなどの土曜練習で、土曜に設けて下さっている特別練習になかなか参加できず残念なのですが、サッカーなどは雨天の場合なくなったりする為、当日になって急に参加できる時間が空いたり、晴れていてもあと1クラス分遅い時間帯なら!という時があります。理由をお伝えして、自分の該当する時間帯以外や当日にお願いできたら!とわがままな希望を持っていますが、やはり大勢の生徒さんがいらっしゃる中、ご迷惑でしょうか?

先生からメッセージ

 以前、野球少年の保護者からも同じ希望が寄せられました。「試合や練習が中止になるのは当日の朝なので、それから申し込みができるようにしてほしい」と。

 いま特別授業の申し込みを原則前日の夜8時までとしているのは、その日の授業が終わった後で、特別授業の準備をするのにそれぐらいの時間が妥当だからです。当日申し込みが可能になると、授業の準備を当日にしなくてはならず、時間的、精神的な余裕がなくなります。教材などの準備が必要な上級者の場合は特に影響が大きいです。

 もし雨天の場合のみ、当日申し込みを受け付けると、どのくらいの申し込みがあるものでしょうか。スポーツの試合、部活動、中には行楽が中止になるケースも考えられます。理由によって認めればよいのでしょうか。でもその理由を本当かどうか正しく判断できるものでしょうか。そんなことをあれこれ考えると、やはり気が重くなるのが正直なところです。

 検定練習や競技練習を設けると、「検定試験は受けない(競技会には参加しない)のですが、練習に参加させていただけないでしょうか」という問い合わせも時々あります。もちろんお断りしています。そういう要求を簡単に受けてしまうと、あまり良い表現ではありませんが、「言える者勝ち」「言った者勝ち」になってしまうようで私は好きになれません。どうして私はそれが受け入れられないのだろうと思って、1つ思い当たりました。私自身が引っ込み思案で、そういうことが苦手だからです。

 でもこの感想を書いていただいた方のように「サッカーが中止になったから、そろばんの練習に行きたいな」と思ってくれる生徒や保護者は、私にとってとてもありがたく頼もしい存在であることは間違いありません。何とかその思いに応える術はないかと考えて、良い考え(!)が浮かびました。事前にその可能性を伝えておいてもらえばいいのだと...。「雨が降って○○が中止になったら、そろばんの特別授業に参加したい」と前もって知らせておいてもらえれば、対応が容易になるということに気づいたのです。突然言われるよりもずっといいです。私なりに前日の天気予報を見ながら可能性を判断できるので、無駄になるかもと思いつつ、教材の準備をできますし、それなりの対応ができるに違いありません。何で今まで気づかなかったのでしょうか。不思議です。

 サッカー少年や野球少年の保護者の皆様、中学生の部活で特別授業の参加を初めからあきらめていた保護者の皆様、もし雨が降ったら参加したいという場合は、しめきり期限までに希望をお寄せください。「雨天中止のときは参加したい」と。当日、本当に中止になってしまったときは、中止決定後に予約を受け付けることにします。もちろん“席があれば”の条件付きになりますが。

No.3 保護者様のコメント

 昨年の9月にこちらに転校してしてきて、初めてそろばん教室に入りました。二人とも見学の時に生徒さんの手の動きを見て圧倒されていたようですが、興味もわいたようで、あんな風になりたいと思ったようです。今はテキストが進んでいくのが楽しいようです。これからもがんばって練習してほしいと思います。

先生からメッセージ

 I君、K君ともにとても順調に伸びています。特に暗算力の伸びには目を見張るものがあります。入ってきたときに5年生と3年生と、そろばんとしては遅いスタートでしたが、二人とも習ったことを習ったとおりに実践する素直さを持っています。習い事をする上で、いちばん大切なことだと私は思っています。そろばんの第一印象が強烈だったというのも、前向きな気持ちを支えているのかもしれません。「いつか自分も...」という思いは大きなエネルギー源になっているはずです。今後の成長に大いに期待しています。

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